探究とAI、2つの循環で組織の力を上げる。
業績・探究活動・現在地の確認
設計原則・2つの循環・価値提供の変化
プレデザインワーク・AI活用・探究・品質・組織
パフォーマンス・クオリティ・成長
時系列マイルストーン
一人ひとりが自分の目標を達成できている。
これはチームの地力が上がっている証拠。
Div.全体では失注・消滅が約6,000万あり着地は7割。
ただし前年度上期の86%から改善しており、
個の力の積み上げは確実に伸びている。
「私たちは何のプロフェッショナルか」── 一人ひとりの探究から強みと方向性が見えてきた。
合評でもポスターセッションでも、一人ひとりの工夫やこだわりが見えた。
自分のプロジェクトにおける立ち位置をメタ的に捉えた自己評価もできていた。
ただ、それはまだ「結果論」が多い。
たまたまうまくいった、ではなく、
仮説や意思を持ってプロジェクトをデザインしていく。
引き続き下期も、いい仕事をつくっていきましょう。
クリエイティビティが循環する組織へ
ZINEやポスターで言語化された価値や強みは、まだ外に出せていない。
下期は各自の探究を開くこと、そしてDiv.としても4つの領域を言語化し、
私たちの魅力やクリエイティブがどんなアウトカムをもたらすのかを伝えられるようにすること。
個人と組織の両方で、強みと価値の再現性を高め、外に発信し、選ばれる理由をつくる。
この循環を回すための探究。
可能性を提示する
現実から感じ取る違和感や変化の兆しを丁寧に捉え、本質的な「問い」を立て、新たな可能性を映し出す。事実とデータに加え、生で、アナログで、割り切れず、複数視点な要素を加えてて再定義する。
クライアント/プロジェクトが抱える課題の本質は何かを構造的に捉え直し、過去と現在から問いを立て、未来に向けて解を求めていく。誰しもがAIを活用できる時代に、人間としてクリエイティブを発揮すべきは、どんな変化を起こしたいかという願いや希望であり、その変化の兆しは現実の違和感やズレの中にある。人と人が具体的に交わる大小様々な社会は、簡単に割り切れず、数字だけで判断できるものではない。すべてがデータにはならず、時に不合理、時に非効率で、体温のあるままならない身体を持った生きた人間のための仕事は、綿密なリサーチやデータと向き合いながらも、生な現実と現象を掴み取り、偶然や余白を取り込んだ開かれた可能性へと転換する再定義が大切である。再定義と問いはあらゆるプロジェクトの原点であり、立ち返るべきポイントである。
KEYWORDS
自分たちの体温と相手の体温を感じ合えるものに / 身体感覚を信じること / 違和感・ズレ・ノイズこそ新たな視点をもたらす / 余白・偶然を受け止め、排除しない / 何度も他視点/多視点で捉え直す / 日常の気づきから問いを立て続ける経験を積む
進化を続ける
小さな実験に挑戦すること、そこからの学びを活かし、さらなる進化へとつなげていく循環をつくる。人と人の関係づくり、そして安定したPMの技術と経験が支える大胆な挑戦とバックアップ。
ある型を繰り返すことはクリエイティブにおいてもっとも恐れなくてはいけないこと。環境の変化に対応するため、誰かに、何かに変化を起こし続けるためには、自分も変化し続けなくてはいけない。自らの変化は挑戦をするか、挑戦に巻き込まれるか。再定義した問いを解いていくためのワクワクする目標や目的を見据えし、新たな挑戦が必要になる土台を自ら設定していくこと。仕事としてこなすこと以上に、新しい人と出会い、自分の可能性を試すことや自分の好きを全投入すること、未知の文化を翻訳し伝えること、人の変化に興奮すること、人の挑戦を後押しできる安全、安心な環境を整えることなど、アドレナリンが生まれる状況を作り出していくことが大切。どんな挑戦でも、成功でも、失敗でも、それは人を成長、変化させる。安定したPMができるからこその挑戦を愛すべし。
KEYWORDS
AIは可能性であるが、結論ではない / 挑戦することの価値とアウトカムとの紐付け / 誰もが挑戦、実験できる環境と関係づくり / 共に考え、挑戦していくための余白と関係性の構築 / 好きの追求とインプットの重要性 / 安定と挑戦は矛盾ではない
共創を極める
異なる専門性や立場を超えて、未知の中間領域で交わり、そこから新しい表現や価値が生まれ、共に未来を形づくる。コラボレーターはもらうだけの存在ではなく、互いに与え合い、未来を思い描く存在である。
優れたクリエイティビティをもった他者とともにプロジェクトに取り組み、新たな価値、新たな変化をもたらすことは、ロフトワークにとってもっとも本質的で、最も大切にしなければいけないこと。自分たちとは異なる感覚、異なる技芸、知恵、ネットワークをもった他者と協働していくことを通してこそ、まだ見ぬ可能性が顔をみせる。自分たちにないものを持つ人をおもしろがり、仕事をなすなかで互いの持てるもの持ち寄り、影響を与え合う。もらい続けるのではなく、こちらも与える存在としてこそ、共に未来を夢見ることができ、遠くの目標を設定することができる。多様なスペシャリストを巻き込むことは、プロジェクトにのみ変化起こすのではなく、関わるすべての人にプロジェクトのおもしろさと可能性を拡張し、その人自身にも多様な変化をもたらしうる。
KEYWORDS
同じ目線で未来、景色を見る / ズレやバグを契機とする / 任せるのではなく当事者意識、自分ごと化する / 仕事と遊びを共存させる / 自分の世界観、意志をもって関わること / 共に考え、共に学び、共に還元する
創造を連鎖させる
活動を閉じたまま終わらせずに、社内外へひらいていき、誰かの次の創造や行動を呼び起こし、新たな波を生み出す。誘発だけをねらうのではない。誘発は、再定義、挑戦、共創の結果として現れる。
プロジェクトの成功は、そのプロジェクトがプロジェクト内外のどこにつながり、誰に影響を与え、変化の兆しとなったのかを問う先にある。エコトーンにおける振る舞いがその前後左右の領域へと影響を与えるように、混ぜ、混ざり、繋ぎ、繋がれた多様なアクターは、自然と自分の居場所を拡張していく。人が生きる場を活性化し、人もモノもアイディアもテクノロジーも含めた多種多様なアクターの出入りを増やす。十全なコミュニケーションも、批判、誤解のコミュニケーションも、次へと進める材料となる。シンプルに友だちを増やすこと。誘い、誘われ、気軽に連絡できる人を増やすこと。独り歩きするプロジェクトをつくり、外から呼ばれる人間になること。誘発は、再定義、挑戦、共創の結果としてやってくること。
KEYWORDS
相手を信頼する余白/不確実性 / 仕事をしたい友だちを増やそう / 私たちとの仕事がクリエイターたちの出会いの場となる / 自由度の高い場や仕組み、土壌の設計 / 仕事の終わりは誘発のはじまり / 人が喜ぶことは、人に伝染していく
歪であること、出っ張ることが生態系を拡大する。
シンプルにプロジェクトをまとめることが綺麗な丸だとしたとき、クリエイティブはその丸を外に拡げ、異なるかたちへと変化、拡張していく工夫、力のことである。
広がった形は、エコトーンの中から、異なる社会/経済のエコシステムの領域へと接続され、新たなシステムとの関係を作っていく。もしくは現在の主たる生態系からの中間領域は全体をつなぎ変える力を持っている。
進化は変異して生まれたものが適者生存のなかで生き残ってきたことの連続である。つまりその時々の普通から外れたものが、次なる社会の最適解として生態系に影響を与え、変化する環境に対応してきた。何が生き残るかは環境との関係によって変わってくるのだ。
クリエイティブを「変化を起こす工夫」であるとするなら、クリエイティブは、現在の生態系から未来の生態系へと移行するための新しい適者となる変化を生み出すものである。人間にとっての進化とは、変異とは、多様な挑戦の結果として存在しする。
大きな変化は、小さな変化、小さな挑戦からはじまる。進化において何が生き残るかは結果でしかない、それゆえ大切なのは常に多様な変化を生み出し続けること。ロフトワークのクリエイティブ、そして培ってきたクリエイターのネットワークは、移行帯としてのエコトーンに存在し、様々なものをつなぎ合わせ、大きな世界を変えていく力を持っている。移行帯、中間領域、間、つまり何かと何かをつなぎ、新たな反応を引き出し、加速させていく触媒として、人とモノ、場、環境、アイディア、テクノロジー、etcを混ぜ合わせ、まだ見ぬ未来をつくっていく。私が小さな私たちになり、もっと大きな私たちになっていく。
Creative divは「再定義」によってクライアントの課題をより普遍的な問いへと変換し、常に新たなアイディアやメソッドに「挑戦」し、新たな才能やスキルを持った人と「共創」することで、プロジェクトのポテンシャルと発展可能性を拡大/拡張していく。それはさらなる才能やプロジェクト、社会とのつながりを「誘発」し、世界に常に新鮮な価値と解釈、可能性を提示し続ける。
上期まで
4チームが探究テーマを持ち、
問いを立て、仮説を検証してきた。
知見は蓄積されたが、まだ組織の中にとどまっている。
今期から
探究の成果を登壇・記事・メソドロジーとして発信。
「ロフトワークと仕事したい」と選ばれる理由をつくる。
それが新しいプロジェクト機会を生む。
自分なりの視点や仮説を持って、プロジェクトの軸となるコンセプトをつくれるか。
探究から生まれるメソッドや属人性のある強みが、ロフトワークの魅力になっていく。
私たちの日常には価値がある。Slackでの判断、探究の気づき、プロジェクトの工夫。
しかしその多くは流れて消えている。
経験を構造化して蓄積し(ためる)、チームや社外に届ける(めぐらす)。
一人の経験が組織の再現性になる。
AI基盤と探究活動 ── 2つのエンジンが噛み合うことで、組織の力になる。
クライアント側の変化:
リサーチ・分析・戦略立案は、クライアント自身がAIでできるようになる。
「調べて、考えて、まとめてくれる」だけでは外注する理由がなくなる。
社会の変化:
共創が前提の時代。
「正しい戦略を作る」より「みんなが目指したくなるビジョンを形成する」ことに価値が移行。
情報を集め → 分析し → 戦略を立て → 形にする
プロセスの上流に価値の源泉
ビジョン・ナラティブを共に形成し → 素早く形にし → 対話で磨く
共創のプロセスそのものに価値の源泉
AIによるプロセスイノベーションとは「同じことを速くやる」ではなく、価値提供の重心の移行に合わせてプロセスを再設計すること。
A:AIによって起きること
リサーチ、分析、資料作成、レポート生成が数分の1に
ビジュアル、動画、言葉、プロトタイプを即座に生成
会話ログ、議事録、PJ情報をSoRとして蓄積
B:だから可能になること
「まず形にして見せる」が標準に。合意形成の質が変わる
フェーズ順送りから、反復的な磨き込みへ
タスクをこなしながらも、隣接する施策を構想できる
2つの循環を回すための具体アクション
「このプロジェクトは何のためにあるのか」が自分の言葉で語れない状態で始めると、
どうしてもプロセスを表面的になぞることになる。
いい仕事とは、いい意思決定を積み重ねること。
その起点として、私たちらしい始め方をつくる。
コンセプトや仮説を持ってプロジェクトデザインをする ──
この所作は、プロジェクトの始め方だけでなく、提案においても同じくらい大事になる。
※目標ではないですが、チャレンジしてみましょう
仮説やコンセプトを持った状態で提案に入り、プロジェクトデザインの芯を提案の中に織り込んでいく。
共有MTGだけでは掴みきれなかった「プロジェクトの肝、クライアントの期待」を、自分の手で掴みにいく機会にする。
AIはただ何かを生成してくれるツールではない。
自律的に仕事をし、考えることができるエージェント。
今までは半期のKPTでナレッジを共有していた。
AIを使えば、ウィークリー、デイリーの単位で
知見を拾い、構造化し、還元できる。
この半期、意識してほしいこと:
「自分が今やっている細々としたタスク、
これってAIでできないだろうか?」
を常に考えながら過ごす。
自分のスキルをAIに渡しながら、
自分はもっと「考える」「つくる」に時間を使う。
組織として「AIをどう使うか」の共通言語を持つ。
導入の優先順位:①から積み上げる
①が整えば②③が自然に機能する。
①なしに②③だけやると
「個人の効率化」で終わる。
AIで設計を高速化 → プロセスが回る → 品質が上がる
「時間がないからプロセス省略」を解消する
成長には二つの方向がある。
プロジェクトが「広げる」機会なら、
探究は「深める」機会。
「深める」を放っておくと、来たプロジェクトに対応するだけになる。
だからこそ探究を閉じたまま終わらせず、
外部クリエイターとの協働や社外への発信を通じて開いていく。
再定義
挑戦
共創
誘発
上期は探究を内側で深めるフェーズだった。
下期はそれを「外に出す」フェーズに入る。
外部発信・登壇・記事化は、言語化を強制する最高の機会になる。
芯を握り、仮説を持ち、コンセプトを立てるプロセスを繰り返すことで考える力が鍛えられる。
探究活動と成果を外にひらく。自分の探究の成果を他の人が取り入れたり、再現性のある形にする。Lv.2→Lv.3の壁を越えるための具体的な手段。
シニア3名が毎週固定の壁打ち時間を確保。相談のハードルを下げる。
安元さんの新役割として、プロジェクトデザインの品質サポートと、各チームの探究活動(毎週テーマや個人の探究に関わる情報・ナレッジを持ち寄る時間)から集まる知見の循環をAIを活用してデザインする。
AIPMを中心に、定型業務をシステムが担い、ディレクターが創造的判断に集中できる環境をつくる。
「みんながAIスキルを身につける」ではなく「仕組みにチームが乗る」設計思想。
「人は考え、つくる。AIがためて、めぐらす。」の実装基盤。
パフォーマンス・クオリティ・成長
時系列マイルストーン
山﨑 萌果
Moeka Yamasaki
岡本 かなは
Kanaha Okamoto
AD1 → AD2
渡邊 美友
Miyu Watanabe
AD1 → AD2